令和6年11月15日(金)、13時30分より太白区中央市民センターにおいて55名が参加して開催されました。齋藤隆二支部長の挨拶に続き講演がありました。
第1部は、「食品添加物の話」と題して、宮城県保健環境センター生活科学部の大友陽夫様より講話がありました。「日常私たちが食べている食品には、ほとんど添加物が使用されている」、「使用目的は、①味を良くする、②保存性を高める、③美化し魅力をつける、④栄養成分を強化する、⑤製造工程に必要」などがありました。食品添加物の安全性については、人の健康を損なうおそれのないよう、食品衛生法により厳格に定められているとのことでした。
第2部は、「ヨーグルトのひみつ」と題して、株式会社明治仙台オフィスの百足奈々様から講話をいただきました。最初にヨーグルトの歴史から入り、「酪農の起源であるメソポタミア文明期で約1万年前とされています。日本には飛鳥、奈良時代、百済帰化人が孝徳天皇に牛乳を献上したことから始まりました。
20世紀に入り、生物学者メチニコフは、ブルガリアに長寿者が多いことに注目「ヨーグルトが腸内腐敗菌の増殖と毒素産生を抑え、動脈硬化や老化を防いでいる」と考え、「ヨーグルト不老長寿説」を唱えました。ブルガリアでは、ヨーグルトは食の中心、どの家庭でも常備されています。そのまま食べたり、飲み物としてだけではなく調味料の他、あらゆる料理に使われているとのこと。
講話の中では、ヨーグルトの試食もあり、参加者の皆さん、改めておいしさに納得したところです。